すみだ水族館に行ったら、自然の母艦が垣間見えた話
はじめまして、kGbです。
1月12日土曜日にすみだ水族館に行って参りました。
同伴した彼女が生物学専攻(元)だったので、解説員が横にいる状態でした。有意義。
私も最近読んだ本のアウトプットで対抗しましたが、
流石に深みが違いました。
ちなみに読んだ本↓
先生、脳のなかで自然が叫んでいます! ([鳥取環境大学]の森の人間動物行動学・番外編)
- 作者: 小林朋道
- 出版社/メーカー: 築地書館
- 発売日: 2018/08/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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すみだ水族館については、下のリンクを参照されたいです。
浅草とか、北千住とか、その辺。
何よりスカイツリーがある。田舎民の私は大興奮でした。
とうきょうスカイツリー駅で降りればいいので、
私のような田舎民でも安心して行けます。
空間設定意識しすぎ説ミルクティー
1番に感じたこと → 動物観察の視点が更新された
どんな研究においても、視点というのがキーになっていると思います。話はそこまで広くないですが、動物を観察していたら、視点の重要性を再認識させられました。
特に、水槽の空間設定を見ていくと、明らかに作品としての水槽を意識しているとわかりました。
<”水槽”という作品>
改札のような入り口で、お姉さんにチケットを渡しました。
しばらく歩くと見えてくるのが、水槽でした。
あえて水槽と言うのには理由があります。
その水槽には、魚がもちろんいました。(ネオンテトラとかいました。)
しかし、魚の名前が書いてないのです。(全ての水槽が該当する訳ではありません。)
替わりに書いてあるのが、水槽の名前でした。ネタバレになるので言いませんが、小説や絵画アートと同じように作品としてのタイトルが記されていました。
特に気になったのが、水草をテーマにした水槽です。
水草は、海洋生物にとっては無くてはならないものです。多分。
海洋生物と水草は、生涯を共にします。
水草に卵を産んだり、脅威から隠れたりするのに水草は必要です。
水草がなければ、魚の継承は続けられないという意味で、水草は生命のマナであると感じます。
そんな、水草の一生を、一つの水槽で表してくれています。
水草を維持するためのエビちゃんや魚くんももちろん配置されていました。可愛い。
海洋生物観察を主眼にしている水族館にはたくさん行ったことがありましたが、このように、水槽を作品として捉えて展示しているところってどれだけあるのでしょうか。意外と多かったらすいません。
視点を変えるだけで、水槽が荘厳に見えるんですよね。(早速アプリ制作ノートにメモしました)
<その他、面白み>
・クラゲの影が動いている作品を拝見できる
クラゲの触手とかの ”影” が見られるのはちょっと興奮しました。
クラゲの構造については以下リンクを参照。
クラゲの成長過程とかも見られるよ〜可愛いですよ〜
・チ●ンアナゴ
チンアナゴだけでなく、ニシキチンアナゴ、ホワイトスポッテッドガーデンイールなどの捕食シーンが見られます。
餌の好みがあるらしく、餌によって出てくる首の長さが違いました。顔としてはガーデンイールがやはりかっこよかった。西洋人のような顔でした。長さも70cmほどあるそうです。
・ペンギンへの愛情の深さに嫉妬を覚えた
人間関係ならぬペンギン関係がまとめられた図があった。男らしいとか元同性愛関係だとか、かなり面白いです。
ちなみに動物の同性愛に関しても、調べてみると面白い研究がいっぱいあります。
最近LGBTが話題になっているからというのもあり、調べてみました。
どうやら、生物学的に同性愛は意義のあることだから存在しているという見解らしいですね。
総括
今回は、水族館ならぬ、水槽作品館に行ったような体験ができました。
最近読んだ本のアウトプットもできました。
巧みな環境設定により、海洋生物への見方にも変化があったのはいうまでもないです。
さらにブログへと記すことで新たな視点での学びにも染み込んだと感じています。
行ってよかった。
.............ところでペンギン飼いたい。